物流業界で取り組めるSDGs(Sustainable Development Goals)とは?

知識紹介

昨今、学校でも習うようになってきたSDGs。様々な場所で虹色のバッジを付けた人を見かけたり、HPや看板でも虹色の象徴を見かけるようになりました。

SDGsとはSustainable Development Goalsの略で日本語では持続可能な開発目標という意味となります。今後の世界を持続可能な環境で残しながら成長・発展させるための目標について検討され、17の目標が設定され発表されました。

大きく注目されているのは環境面での対策で様々な企業が取り組みをはじめ、その取り組みについてIR等で発表するようになりました。

また、環境面以外にも貧困をなくす、ジェンダーレス、その他不平等性をなくすといった事に対しての目標設定がされております。

では、物流業界ではどんなことができるでしょうか?

一番最初に思い浮かぶのは温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の削減です。ディーゼルやガソリン車のトラックを使用する限り二酸化炭素を排出する事はさけられません。ドライバーの対応でできる事とすれば、急発進、急ブレーキをしない、アイドリングを避けるといった行動が挙げられます。これらは燃費向上や修理費用の低減といったメリットにもつながる行動で運送会社としても推奨していくべきでしょう。

また、実はSDGsのゴールの一つに交通事故を減らすという目標もあり上記のような運転は必然的にその目標達成にも役立つこととなるでしょう。

また、今後はEVトラックや水素エンジン搭載のトラックが導入されてきますので、そういったクリーンエネルギーを使用した車輌への乗り換えという事が考えられるでしょう。

その他にもジェンダーレスの雇用という事を考えると女性の積極採用といった事がかんがえられるでしょう。但し、現状では手摘み手降ろしといった環境の中での運送も多く、体力が必要な仕事が多い為、難しい状況です。改善するためには荷主様の協力を得る事やサポートで使用できる器具の開発・導入といった周りの環境の変化が必要となってきます。

若者の雇用創出という観点で見ると待遇的にも魅力的な状態を作り出す必要があります。これには運賃の上昇を消費者や荷主の皆様に受け入れて頂く必要が出てきます。

運送会社でSDGsを行っていくには自社での自助努力で可能な事もある一方で関係のある荷主様や消費者等社会的な協力が必要な事も多くあります。

社会に受け入れて頂けるような会社づくり、社会にしっかりと貢献できる会社づくりを行い、SDGsの観点からも貢献できる会社をニュー多摩運輸は目指していきます。

ニュー多摩運輸では運送のお仕事を募集しております。また、同時に一緒に働いて頂ける仲間も募集しています。お仕事のご依頼、採用情報のご質問がございましたら、以下までお問合せください。

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